Reading : 多読のために何を読むか?

きちんと辞書を引く精読は、雑誌でやることをわたしはおすすめしていますが、 辞書を引かずに読む多読は、もちろん、雑誌でもかまいませんが、ペーパーバックでやると、 一冊を読み上げたときの達成感がうれしいですよね。それがまた次の1冊へのモチベーションと なるので、ぜひトライしてみてください。

そこで、何を読むか、ってことになりますが、いきなり「ハリー・ポッター」は おすすめできません。あれは児童書なので英語そのものは難しくないにしても、 わかりにくいし、長いし、魔法世界特有の言葉などもあって、途中で投げ出して しまう確立が高そうです。

それよりは、もっと短いものからチャレンジしていくと、1冊を読み上げた 達成感もエンジョイできて、次行こう! と継続していけると思います。そういう意味で、下記の「エイドリアンの日記」 などは、日記文なのでセンテンスも短いし、非常に読みやすいです。

PENGUIN READERS

PENGUIN READERSは、ペンギン・ブックスのウェブサイトです。 このサイトでは、EASYSTARTS から LEVEL-6 までのレベル別の本を探すことができます。 また、British English か American English かの表示もあるので、便利です。

ただ、このサイトから直接本を購入する場合は問題ありませんが、このリストに載っている本を日本のアマゾンで買う場合、 品切れが多いのが難点です。



Reading : おすすめの読み物

わたしが読んでみて、面白かったもの、感動したもの、飽きずにどんどん読めたもののうち、日本で手に入り やすいベストセラー を挙げておきます。すべて British English です。 オンライン書店のアマゾンとリンクしていますので、そちらの読者レビューも参考になさってください。

 
エイドリアンの日記(1) The Secret Diary of Adrian Mole Aged 13 3/4  

これは面白い!爆笑!13歳の男の子エイドリアンの日記です。中学生の日記なので、英語はやさしくて読みやすいです。ニキビをつぶしたり、 夢精したり、自分の「モノ」の 長さを計って心配したりで、まさに思春期真っ只中! 離婚寸前の両親の危うい関係も、 笑いの中から見えてきます。  
エイドリアンの日記(2)  The Growing Pains of Adrian Mole

エイドリアンの日記続編。15歳になったエイドリアン、青春の悩みの数々が、またまた大爆笑を引き起こします。そんな彼は父親と 「男と男の話」をし、父は息子に女についてのアドバイスをするのですが……。痛烈な皮肉と笑いで、80年代にイギリス全土を熱狂の渦に巻き込んだ 大ベストセラーが、カムバック!  
A year in Provance A Year in Provence

「南仏プロヴァンスの12か月」。ずいぶん前ですが、BBCでドラマ化され、NHKでも放送されました。ロンドンの元広告マンが、田舎暮らしにあこがれて、プロヴァンスに移り住んだ体験を綴った珠玉のエッセイです。 イギリスの友人たちに無料のホテルとして利用されたり、頼んだ職人たちの仕事がなかなか進まなかったり、外国暮らしの トラブルのあれこれも、ユーモラスに語られています。  
Twopence to cross the Marsey Twopence to Cross the Mersey

著者のヘレン・フォレスターの自伝第1巻。世界的な大恐慌に襲われた1930年代に、ヘレンの父が破産し、彼女は12歳で貧乏のどん底に 突き落とされます。不況のなかで父に職はなく、母は神経衰弱、長女として6人の弟妹の面倒を見なくてはならない彼女は学校にも行けません。 リバプールのスラム街での想像を絶する貧しさを、赤裸々に、淡々と描き、そこに一片の自己憐憫もないことが大きく評価され、ベストセラーとなりました。    
Liverpool Miss Liverpool Miss

ヘレン・フォレスターの自伝第2巻。 食べ物がないための栄養失調と不潔な環境による病、経済観念のない両親のわがままな要求。 働きに出たいヘレンと、彼女を無給の家政婦として家に置いておきたい両親との葛藤。母親は、ヘレンが友人から 借りた物さえも、質屋に持って行ってしまう。14歳になったヘレンの、極貧との苦闘が続きます。   
By the Waters of Loverpool By the Waters of Liverpool

ヘレン・フォレスターの自伝第3巻。17歳になったヘレンは、ようやく、両親との間で闘い続けてきた権利を勝ち取ります。ひとつは、夜学に通って 勉強すること。もうひとつは、外に働きに出ること。子供たちは依然として困窮の暮らしを強いられているのに、無駄遣いをする両親 との軋轢。そんな中で、ヘレンにやっと、トンネルの先の光が見えてきます。最後は、涙、涙、涙。わたしはこの本を2回読んで、2回とも 泣いてしまいました。




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